SPECIAL

パンク・ラウドの祭典「SUMMER CAMP」全史を振り返る!

「SUMMER CAMP」祝・10回記念特別対談!!
- HISTORY INTERVIEW Vol.3 - (3/3)

TEXT:荒金良介

── 茂木さんは?

茂木いや、もうUZMKのイメージが強くて。

N∀OKIサマキャンと書いてUZMKと読む(笑)!

全員 ははははは。

茂木当時唯一大きなステージに立てるのがサマキャンで、毎年ありがとう!という気持ちはありましたね。何で一旦ストップしたの?

マサ えっ、逆インタビュー?

── そこは企画者2人に対談(前回、前々回、後日のインタビュー参照)で語ってもらってるんですけどね。

TAKUMA不祥事ですか?

── いやいや(笑)。

N∀OKI2人の確執ちゃう?

マサ 別に確執ではないんだよ。

ヨッキ 確かに休む前の最後の年に楽屋で怒鳴り合いのケンカをしたんだけど(笑)。確執はないね。

── では、最後に今年はサマキャンが初の野外で開催されます。意気込みを聞かせてもらえますか?

N∀OKI楽しみですね。ずっとやってきたバンドばかりが集まるし。楽しみつつも、今後も続くようにこの2人には頑張ってほしいし、僕らも頑張っていきたい。同窓会的な雰囲気もあるだろうけど、ただ過去を懐かしむわけじゃなく・・・みんなそういう気持ちで出てると思うし。居心地良すぎて、楽屋は正月の親戚の家みたいになってるやろうけどね。

── TAKUMA君はどうですか?

TAKUMAライヴハウスでやってる時はステージ袖にどこかのメンバーがいて、違うメンバー同士の人たちが喋ってたりして、それをお客さんが目撃していたイベントやったと思うんですよ。屋内は写真撮らせてもらっていいですか?とか、お客さんもあまり野暮なことは言わない。だから、メンバー同士もオープンになって、お客さんがいる共有スペースに行っても、そんなに気にならない。これが野外となると、逆の開放感があって、今日は写真撮影いいでしょとか、ステージ袖もハコで観てる時とまた雰囲気も違うでしょうからね。それもサマキャン・パワーで出演者も普段の野外フェスに出てる時よりも、自分のセキュリティを少し緩めて、そういう姿をみんなに見せることができて、雰囲気が良くなったら、サマキャンだけの野外の雰囲気ができるんじゃないかなと。今はたくさん野外フェスに出てるバンドも多いから、そいつらが普段よりちょっと開放的になってくれたらいいですね。それこそ出演後は酔っぱらって、その辺に転がってほしい(笑)。

── 茂木さんは?

茂木ここまでデカいことをやるサマキャンには今後も続けてほしいですね。あと、やめてしまったバンドがまたやれる場であってもいいのかなと。その姿を見せることで、もう1回やってやろうというバンドもいるかもしれない。

TAKUMAそうやねえ。

茂木その時こそサマキャンが支えになるだろうし、そういうきっかけの場になってもいいのかなと。何回でもやり直せるから。

── 確かにサマキャン限定で復活するバンドがいてもいいですよね。それだけ歴史のあるイベントですからね。

茂木そうですね。歴史があって、それが止まって、また始めるというのはそういうことだと思うんですよ。酸いも甘いも知ってるということだから。

TAKUMA茂ちゃん(茂木)と前に話したかもしれないけど、サマキャンは人が廊下に転がるほどノリが充満してるイベントだし、イベントが復活した時にまたあのノリを見れるのかなと思ってたんですよ。主催者チームはこの今の年齢でどんなサマキャンをやるのかなって、未知数やったんですよね。いざ会場に行ってライヴをやったら、ノリだけでぶっちぎってたあのサマキャンがビシッとしてる、すげえじゃねえか!と。それを経て、野外できるんちゃう?と思ってましたからね。で、今年野外でやると聞いて、前回以上にビシッとしなきゃいけないけど、それ以上に緩いノリが出たらいいなと。

マサMCでも言ってたもんね。それはすげえ覚えてる。

TAKUMAうん、歴史があるイベントやし、このノリが好きだから。2人もいろんな現場に行って、いろいろ経験してきたからこそ、こういうイベントができるんだなって。俺らお互いに歳をとったんだなと。久しぶりにできて良かったなと。

茂木あの時に転がっていた人がいねえじゃねえか!って。

TAKUMAそう、勝手にグッと来ちゃって。ビシッとする時はビシッとして、ハメを外す時はちゃんと外す。まだこの歳で本気で遊ぼうとしてる姿がかっこいいですよね。

N∀OKI続けてください!

ヨッキ頑張ります!

マサ今後とも続けていくのでよろしくお願いします!

Page Top