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「SUMMER CAMP」祝・10回記念特別対談!! Vol.5

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TEXT:荒金良介

──『SUMMER CAMP 2005』は振り返ってどうでしたか?

ヨッキ個人的なと事になるけど、憧れの人に出会えた年なんですよね。

──誰ですか?

ヨッキ宮田和哉さん!

マサああ、ジェット機に出てもらったもんね。

ヨッキ超ド緊張で、ビシッ!としてました(笑)。

マサこの年は複数箇所ソールドアウトしたんだよね。全体的にかなり人は入りましたね。

ヨッキでも、いろいろ大変だった気がする。

マサ特にクラブチッタのタイムテーブルは凄く悩んだ覚えがある。誰をどう並べていいか、わからなくて。

ヨッキ流れを作るのが難しくてね。

マサ簡単に言うと、この日は個性が強すぎて、どういう空間を作ればいいのか、わからなくなって。

ヨッキよくこのメンツが揃ったよね。

マサまあ、嬉しい悲鳴なんですけどね。当時でも珍しいラインナップだったと思う。

──05年のサマキャンで印象が残ってることは?

ヨッキバンドと平行して、ツアーを回った時じゃない?

マサそうそう。僕とヨッキは死にそうになった時だね。

ヨッキ2人でバンドをやってたんですよ。毎日ライヴとイベントでしたからね。めちゃくちゃだったなあ(笑)。

──よくやれましたね!

マサ若かったからじゃないですか。あと、チッタの日はものすごく時間が押して、マキシマム ザ ホルモンに迷惑をかけたんだよね。

ヨッキ今思えばだけど、この年は天狗になってたかもしれない。

マサそう思う。このラインナップが誇らしげながらも、なんとなくでやり過ぎた部分はあるかな。

ヨッキ予定よりも2時間以上押したんですよ。

──ああ、そうなんですね。

ヨッキ終演が23時半になったけど、そんなの関係ねえ!みたいな。根拠のない天狗が心の中にいましたね。で、次の日にナヲちゃんから電話をもらって、ハッと気付いたんですよ。言われるまで気づかない自分たちはバカだなって。お客さんの事を何も考えてないなって。

マサ自分たちがお客さんの頃はどのバンドでも盛り上がったし、時間が押したところで全然気にしてなかったんですよ。その感覚のままやっちゃったんですよね。でもホルモンは色んな事をちゃんと考えるバンドだから。ホルモンに気づかされたことが大きいですね。

ヨッキ天狗の鼻をへし折ってもらいました(笑)。

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